【人とコミュニケーションを 取るのって億劫ですか?こわいですか?】
とっても明るく面白く、いつも元気で魅力的な女性。
自分で仕事を始めて、セミナーを開催している。
一緒にいて楽しいのだけど、今ひとつ、本音がわからないところがあった。その人と一緒に
ゆっくり話す機会があったのだけど、その時にどうしてもう一歩、人に入り込まないところがあるのかを話してくれた。
何か頼みごとをしたり、本音を言ったりするのはなんか悪いなーって思って。
そう言うので、聞いてみた。
「もし、人にお願いって言われたらどう思う?」
「嬉しい。」
自分が嬉しいと思ったら、相手はどう思うと思う?
「あ、嬉しいと思う。」
じゃあ、お願いしてみたら相談してみたら嬉しいんじゃないのかな?人に本音で相談したり、頼んだりするのは
悪いっていうより、実は断られたら…とか、こちらが下手に回るのは…というプライドが先に立ってはいないだろうか。
だから自分でやった方が楽。となるのです。
なんでも自分でやろう、とか、人に本心を話したり、お願いをする(弱みを見せること、と思ってしまう)のは恥ずかしい、こわい、のは、実はどこかで面倒くさい、とか、逃げ、とか、そういう気持ちがあるのではないだろうか。
一人で仕事をする人は一人で動けるだけのことで終わってはそれ以上の成長には限りがある。
人と繋がり、コミュニケーションを広げることで、その成長は無限大になる。
お願い下手は自分で自分のキャパを狭め、間違いにも気づかず、つまずきを乗り越えることが辛く、スピードも落ちる。
仲間のチカラを借りれる人は辛いことも乗り越え、励まされ、手伝ってももらえる。
人に頼むのは悪い、ではなく、本当はこわい、面倒くさい、と逃げているのではないだろうか?
冒頭で話した彼女は
何かに気づき、大きなチャレンジをするから私に手伝ってくれないか、と言ってくれた。
めちゃめちゃ嬉しかったけど、私自身、ミセスジャパンや自身のプロジェクトを始めているので残念ながら一緒に参加することは出来なかった。
でも、自分が何かを始めるときみたいに高揚し、出来る限り相談に乗り、励まし、心から応援をしたいと思った。
気づきを得て前向きなチャレンジを始めた彼女はもう既に新しいステージに立っている。
人に本音でコミュニケーションをとること、
これは人の成長のためにも仕事のためにも最も大きなチカラになるのではないか、と、思う。
そういう私は、3年前、コミュニケーションが取れなくて会社を逃げ出した。
起業したのは一人でやりたい、一人で出来る、と思ったからだ。
その後、一人で空回りし、合わないセミナーを受けまくり、回り回った。
そして….
気がつけば、周りに助けられて今がある。
仲間の力がなかったら私の思い上がったモノはただの自己満足、自己承認欲求解消でしかなく、当然仕事は成り立たなかったに違いない。
今はたくさんの仲間に助けられ、素敵な先生、素敵な先輩に教えられ、その人たちにもらったものを何倍にもし必要な誰かに送っていきたい、と願う。
仕事も人から人への恩送り、で作られるのだと思うのです。
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