M’s姿勢研究所代表　かわさきみほ

猫背や反り腰、腰痛、ぎっくり腰、外反母趾、ストレートネック、肩こり、変な走り方や癖のある歩き方、体の硬さ…。
実は私は多くの悩みを抱えていました（今も続いているものもあります）。

そのため、身体の使い方が悪く、運動能力にも影響していたのでしょう・・・。子供の頃は「運動音痴」と言われていました。
跳び箱は4段が跳べず、高跳びは怖くて飛び越えられず、ボール投げは測定不能、走れば変な走り方と笑われ、平泳ぎは25メートル泳ぐのに1分以上かかる状態。

それでも小学校高学年ではリレーの補欠になり、長距離走はトップクラスに。そして、6年生の時には男の子ばかりのサッカー部に入りました。
中学では校内で1、2を争う厳しいバレーボール部に入部し、下手ながらも部長を務めました。高校では全く違う剣道部に所属し、すべて根性で頑張ってきました。

内心何度も折れそうになりましたが、今のこの根性は人の3倍努力してようやく得たものだと思います。
運動を通じて体力と筋力を育ててきましたが、部活の卒業とともに運動はピタリと止まりました。

産後は腰痛に悩まされ、日々腰痛との闘いでした。立ち仕事だったので、ぎっくり腰になると本当に大変でしたが、仕事のために自力で治していました。

子育てが終わりつつある頃、自分の姿勢の悪さや腰痛、外反母趾、癖のある歩き方のコンプレックスを治したくて、ウォーキングスクールに通い始めました。ウォーキングを習ってから「姿勢がいいですね」と初めて言われたときは本当に嬉しかったです。

2つのウォーキングスクールでインストラクターのディプロマを取得し、ウォーキングレッスンを始めました。
しかし、自分では「こんな姿勢を保ち続けて歩くのは無理」と感じていました。ウォーキングの後は腰や膝が痛くなりました。

その後、縁あってフィジカルトレーニングの世界に入りました。筋トレで体が変わり、体重は出産前に戻り、体型は20代よりも良く、体力・筋力も部活時代に近づきました。しかし、頑張り続けると足が太くなり、腰や股関節、膝が痛くなるなどの問題が出てきました。

その時に出会ったのがエゴスキューという姿勢改善のメソッドでした。姿勢を正しい位置に戻すには、筋肉を正しく使えるように「教育」することから始まります。子供時代から体をうまく使えなかったため、他の場所でカバーしながら無理やり頑張ってきました。それが歪みだらけの体を作り出していたのです。

今、この理解を得て、同じ経験を持つ人々の姿勢や痛みから解放する手助けをしたいと思っています。姿勢は体だけでなく、心も大きく変えてくれます。私もまだ発展途上ですが、皆様と一緒に一生元気な体を作っていきたいです。