腰痛が教えてくれるもの

 

最近、SNSでぎっくり腰を投稿している人がなんて多いことか。

それほど”腰”で悩んでいる人が多いということ。

痛みが消えると「治った」と思う人がほとんどですが、医者に通ったにせよ、痛み止めのんで湿布を貼って安静にしていたにせよ、それは治ったことにならない、ということを知っていただきたい。

そのままにしていれば、腰痛は繰り返すし、今は痛みがおさまったとしても、数年後に何かしらの症状となって出てくることは間違いない、と思ったほうがいい。脅すわけではないですが、腰痛は歩行困難になったり、なにかの健康上の不具合の前兆。

痛みというのは身体のどこかが良くないことになっている、というサインではあるが、腰痛や膝の痛みなどの筋肉や骨まわりの痛みは、実はそこの痛みがとれたらそれで終わり、ではなく、痛みを引き起こす身体の歪みや機能の低下を治さなければのちのち大変なことになる、というおしらせでもあるのです。

だから、ぎっくり腰などがおさまった時に

あ〜、痛みがおさまった、治った、よかった〜

で終わるのではなく、

どうして、どこが原因でそうなったのか、を自分で知ることが今後のためにとても大事になるのです。

 

子供が

おかーさん、おかーさん、と

スカートを引っ張って呼んでいる時に無視をしていたら後で大変なことになっていることに気づいた〜と、いうのと同じように自分の身体のサインもやり過ごしてはなりません。

今当たり前になっているかもしれませんが、身体が動くことは幸せに生きるにはとても大事なことであり、自分自身を大事にすることは人生を大事に生きることにつながります。今の身体のサインを無視しては、自分の身体で自由に生きられないのです。

おおげさな、と思うかもしれませんが、その腰痛、痛くなくなったら終わり、ではなく、身体に向き合い、メンテナンスをするべきサインを無視しないでいただきたいと思います。

 

身体の痛みはどうして起きるのか

痛みはどうやったら消えるのか

 

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